【6/7・イベントレポート速報】「THE FACTORY kamakura」×「latte KAMAKURA」スペシャルティラテイベント開催報告!(※ほぼ事業者向け記事)

latte KAMAKURA
代表・室井が一杯ずつ心を込めて抽出させていただきました。
<span class="fz-12px">らてみゅーちゃん</span>
らてみゅーちゃん

スペシャルティラテ専門店「latte KAMAKURA」の初出店でし♪お客様みんなにハンバーガーとスペシャルティラテのペアリングを楽しんでもらえたでしかね〜?

2025年6月7日(土)、latte mapが手掛けるスペシャルティラテ専門店「latte KAMAKURA」は、鎌倉小町の人気ダイナー「THE FACTORY kamakura」(有限会社ランズドリームファクトリー)とコラボし、スペシャルティラテイベントを開催いたしましたのでご報告いたします。なお、当記事は(ほぼ)事業者向けに構成されておりますので予めご了承ください。

イベント概要

latte KAMAKURA
Rans kamakuraさん側にイベントブースを設置。妻のゆかと共にイベント運営しておりました。
  • イベント名
    「Burger meets Specialty Latte in KAMAKURA !!!」
  • 開催日時
    2025年6月7日(土)11:00〜19:00

  • イベントの目的
    ①カフェラテとのペアリングに伴う高付加価値の食体験提供に関する顧客調査
    ②鎌倉エリアにおけるカフェラテ文化の発展
    ③コーヒーショップやカフェをはじめとした飲食店の課題ソリューションサービスの概念実証(PoC)

  • イベントコンセプト
    「最高に美味しいハンバーガーに、本日限定のスペシャルティラテをペアリングしてみたら?」
    記憶に残る体験とは、単に時間が過ぎ去るだけでなく、私たちの五感を刺激し、その後の行動や考え方に何らかの影響を与えるような出来事です。私たちは、高付加価値の食体験を提供することでお客様へ記憶に残る体験を創造いたします。「お客様よし、企業様よし、鎌倉よし」の三方よしの精神で、カフェラテ文化の発展と鎌倉市の地域活性化に貢献してまいります。

  • こんな方にオススメ
    ハンバーガーやカフェ、カフェラテが好きな方
    鎌倉が好きな方
    鎌倉で記憶に残る体験を作りたい方
latte KAMAKURA
使用するコーヒー豆のアロマやフレーバーを引き立たせるため、水はppmやpHを考慮し、「温泉水99」と「コントレックス」を使用。また牛乳は豆の甘みを引き立たせるため、「タカナシ低温殺菌牛乳」を使用しました。
latte KAMAKURA
テイクアウトカップにはlatte KAMAKURAのシールが貼られています。また写真右手前の茶色の器(ホット・イートイン用)は、雪ノ下のギャラリー 遊さんで購入した、石川県の陶芸作家 岩﨑 晴彦氏の作品。口縁が厚く、滑らかな口当たりを助けます。写真右奥のグラス(アイス・イートイン用)は小町のThe HARVEST Store & Cafe KAMAKURAで購入。器までチーム鎌倉感を演出しました。

イベント開催結果

latte KAMAKURA
お世話になっている人気ロースター様のコーヒー豆を使用させていただきました。大町のSea Gleam Coffee Kamakuraさんと御成町のTHE GOOD GOODIESさんのチーム鎌倉を中心に、シドニー発のSINGLE Oさんをお招きしてメニューを構成いたしました。
①平均客単価

FACTORYさんの顧客属性の影響を受ける形となりますが、平均客単価は1,692円(税込)になります。「この値段で売れるの?」と多くの方にご心配いただきましたが、認知から興味関心を促す販促ツール(フレーバーノートやlatte mapのイベントLPなどのストーリーを感じさせる演出)をお客様にご覧いただいたことで、当店・当イベントのコンセプトをご理解いただき高価格帯でも購入に繋がりました。また観光で訪れたお客様は体験を重要視しているため、地域独自の商品に魅力を感じやすい傾向があります。それ故に、「鎌倉の人気ロースターのコーヒー豆」という訴求文言が刺さった形になります。

②時間帯別の売上比率
latte KAMAKURA
当社調べ

時間帯別に売上を集計すると、ランチに集中しておりました。こちらもFACTORYさんの顧客属性の影響を受ける形となりますが、「ハンバーガーを食べるなら夜よりも昼」という顧客ニーズが働いたため、ランチに売上が進展した思料。また6月の気候条件もあり、日中はアイス、夜はホットの注文が増える傾向。

③年齢別の売上比率
latte KAMAKURA
当社調べ

こちらもFACTORYさんの顧客属性の影響を受ける形となりますが、20代~30代のお客様に多くご購入いただきました。高価格帯でありながらも、観光で訪れているお客様(インバウンド含め)には、需要の価格弾力性は低いと推察されます。

④男女別の売上比率
latte KAMAKURA
当社調べ

こちらもFACTORYさんの顧客属性の影響を受ける形となりますが、女性のお客様に多くご購入いただきました。多くの調査では、女性はブラックコーヒーよりもカフェラテやカフェオレなど、ミルクや砂糖が入った甘め・マイルドなコーヒーを好む傾向が見られます。特に、カフェラテが女性の好むコーヒーの飲み方で上位に来ることが多いです。また対照的に、男性はブラックコーヒーを好む割合が女性よりも高く、カフェラテよりもブラックコーヒーを選ぶ傾向が強いです。こういった傾向が今回のイベントでも反映された形になります。

⑤お客様の反応
20代女性
20代女性

スペシャルティコーヒー豆のカフェラテを初めて飲んだ。これまでのものと比べてフレーバーが全く異なり美味しかった。

<span class="fz-12px">20代男性</span>
20代男性

メニューを見ても自分に合うコーヒー豆の選び方がピンと来ない。具体的な味わい方を聞いて理解した。

<span class="fz-12px">30代男性</span>
30代男性

鎌倉に来たからには鎌倉(ロースターのコーヒー豆)のものを試したい。

<span class="fz-12px">50代</span>女性
50代女性

思いの外、ハンバーガーとフルーティなカフェラテの相性がいいことに気づいた。

イベント総括

latte KAMAKURA
朝活カフェ会にご参加いただいた成田さんもご来店くださいました!スペシャルティラテの味わいに感動してくださって嬉しい限り!

latte mapとしての初めての試み、そして「latte KAMAKURA」の初出店。至らないところがたくさんございましたが、「THE FACTORY kamakura」率いる有限会社ランズドリームファクトリー代表の伊藤 崇様をはじめ、同店のスタッフの皆様のご協力のおかげで、無事イベントを終えることが出来ました。心より感謝申し上げます!

当イベントは、「THE FACTORY kamakura」のハンバーガーと「latte KAMAKURA」のスペシャルティラテのペアリングによって、高付加価値の食体験をご提供し、顧客調査を行うことが趣旨になります。収集した情報を分析し、鎌倉のコーヒーショップやカフェなどの飲食店企業様に有益な情報として還元。当社は「お客様よし、企業様よし、鎌倉よし」の三方よしの精神でコンテンツ開発に取り組んでおります。今回のイベントは小町通りの店舗様にて開催させていただきましたが、鎌倉は商圏ごとに顧客属性が異なります。従って、今後も継続的に実施しなければデータの精度は向上していかないでしょう。「ウチでコラボイベントを開催してもいいよ!」そんな鎌倉の飲食店企業様がおられましたら、ぜひお気軽にお声がけくださいませ。お問い合わせ先はコチラまで。

最後に、今回のイベントを通して得られたファインディングス(気づき)を3点ご共有いたします。当社では、スペシャルティラテ導入に関するご提案や、DX化に伴う顧客体験価値の向上を目的としたコンサルティングサービス等をご提供しております。デジタルマーケティングを応用した高付加価値の食体験提供をご検討の企業様は、以下フォームまでお問い合わせくださいませ。

①観光客は地域独自の商品に魅力を感じやすい

  • 観光客は体験を重要視しているため、地域独自の商品に魅力を感じやすい傾向がある。「鎌倉」に関連する訴求文言が刺さりやすい。

②顧客体験(CX)を促進し購入へ導く

  • 認知から興味関心を促す販促ツール(フレーバーノートやlatte mapのイベントLPなどのストーリーを感じさせる演出)を用いたことで、高価格帯でも購入に繋がる

③観光地では需要の価格弾力性は低い

  • 高価格帯のカフェラテでありながらも、観光客(インバウンド含め)には需要の価格弾力性は低い