【JBC2026】7/24東京予選2日目!風間選手(株式会社COFFEE COUNTY)が登場!注目競技者のプレゼンテーションを独自解説!

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らてみゅーちゃん

東京予選2日目でし!初日からメチャ白熱してたでし!

ジャパンバリスタチャンピオンシップ(JBC)2026の東京予選は、2026年7月23日(木)から7月26日(日)までの4日間にわたり、東京都江戸川区の東京ベルエポック製菓調理専門学校にて開催されます。当記事は東京予選2日目の模様をお届けいたします。

東京予選1日目の模様はこちらをご覧ください。

東京予選2日目スケジュール(7/24)

競技順番開始予定時刻氏名所属
第1競技者11:17山口 智保東和フードサービス株式会社
第2競技者公表なし齋藤 恭之介株式会社小川珈琲クリエイツ
第3競技者公表なし飯田 佑樹株式会社PASSAGE
第4競技者公表なし風間 峻株式会社COFFEE COUNTY
第5競技者公表なし安部 潤猿田彦珈琲株式会社
第6競技者公表なし永海 周大Mame Japan
第7競技者公表なし川上 阿貴良株式会社 GLITCH
第8競技者公表なし谷口 武尊株式会社小川珈琲クリエイツ
第9競技者公表なし廣瀬 汐里東和フードサービス株式会社
第10競技者公表なし板橋 健太Brewman Tokyo
第11競技者公表なし松久 慧Scrop COFFEE ROASTERS
第12競技者公表なし山下 幸太キャピタル株式会社

注目競技者のプレゼンテーション(東京予選2日目)

東京予選2日目のハイライトとして、latte map独自の視点で注目の競技者をピックアップし、そのプレゼンテーションの内容をご紹介します。

なおプレゼンテーションの内容につきましては、インスタライブ配信の音声を書き起こしたものをもとに構成しています。音声認識の精度により、聞き取りが難しい箇所があり、正確ではない可能性があります。予めご了承ください。

第4競技者  風間 峻選手(株式会社COFFEE COUNTY)

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過去の競技会でもペルーの豆を使用し、その魅力を届けてきた風間選手。現在は COFFEE COUNTY Tokyoに勤務しています。

プレゼンテーションの構成はエスプレッソ→ミルクビバレッジの順。「ダークルームプロセスの特徴」と「このコーヒーの持つテロワール」の2つを通して楽しんでもらう構成。

使用した豆

ホンジュラス サンタバルバラ ゲイシャ ダークルームドライナチュラル(※農園名確認できず)
  • 品種や産地の特徴を素直に感じられる伝統的なプロセスに価値を感じてきた一方、新しいプロセス(プロセスの進化)についてはやや懐疑的。しかし、長くつながりのあるホンジュラスの生産者アンヘル氏のもとで収穫された新しいコーヒーとの出会いによって、その捉え方が変化
  • ダークルームドライナチュラルは、伝統的なナチュラルプロセスの完成形と位置づけ。16℃に管理された暗室で湿度60%を保ちながら1ヶ月間かけてゆっくり乾燥。日光・紫外線のダメージをゼロにし、果実味と甘さを最大限引き出す。焙煎は2週間前にストロングホールド(焙煎機)を使用し、ドラムの回転数を大幅に抑えることで、エスプレッソ抽出時に出やすい雑味・苦味を抑制

抽出レシピ

エスプレッソ
  • 粒度が均質に揃いやすいCeadoのグラインダーを使用
  • レシピ:18gの粉量で42gを27秒で抽出。粉量を抑えることで抽出効率を高め、フレーバーとアロマを引き出す構成
  • 提供方法:カップにアロマドーム(通常は店頭でドリップの香りを提供する際に使用するもの)を被せ、蓋の裏側に付着したアロマを別途嗅いでもらう演出。エスプレッソ特有の強い喉越し感を抑え、繊細なフローラル・ベリーの印象を感じてもらう狙い
  • フレーバー:プラムのようなミディアムな酸、キャンディーのようなミディアムな甘さ、ミディアムボディ。ローズ、プラムのフレーバー、ミディアムウェイトのラウンドなテクスチャーでキャンディーのような後味
  • 提供方法:スプーンで5回混ぜてから提供
ミルクビバレッジ
  • レシピ:粉量をエスプレッソより1g増やし19gで40gを30秒で抽出。濃度感を高め、プロセス由来の果実味と甘さをミルクでも感じられるように調整
  • フレーバー:1口目にラズベリーミルク、2口目にキャラメル。クリーンな口当たりでキャンディーのような甘い後味
  • ミルクは2種をブレンド:甘さとクリーンな酸が特徴のブランドスイスミルクを90%、コーヒーの持つストーンフルーツ感とシナジーさせるオーツミルクを10%。発酵由来の甘さがキャラメル感とシナジーする構成
  • 提供方法:提供されたらそのまますぐに飲むよう案内

第5競技者 安部 潤選手(猿田彦珈琲株式会社)

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JBC2024準優勝、JBC2025ファイナリストの実績を持つ安部選手。猿田彦珈琲の層の厚さを象徴するバリスタの一人です。

安部選手は10年以上コーヒーと向き合い続ける中で、改めて「積み重ねること」の重要性に気づいたそうです。産地に足を運び、生産者と出会い、自身もコーヒーと向き合い続けてきたからこそ、その実感を得たとのこと。 この「選択の積み重ねが生み出すおいしさ」を、今年自身が手がけた2つのオリジナルとして表現する構成。プレゼンテーションはエスプレッソ→ミルクビバレッジの順で展開。

使用した豆

コーヒー①パナマ ジャンソン農園 ロス・アルプス ゲイシャ ウォッシュド
  • 生産者は収穫前の段階から品質を設計。品種の選定、栽培区画、収穫タイミング、収穫後のチェリー選別に至るまで、その日ごとの天候も踏まえた小さな選択の積み重ねが、フローラルさ・明るい酸・素晴らしいテクスチャーにつながっていると生産者自身が語ったという
  • 恵まれたテロワールだけでなく、生産者が常にコーヒーと向き合い選択を重ねてきた姿勢に共感し、このコーヒーを選んだ。エスプレッソに使用
コーヒー②コロンビア エルディビソ農園 ティピカ・メホラード サーマルショックナチュラル
  • 生産者ネストル氏の積み重ねは、革新的なプロセスだけにとどまらない。量より品質を選び、栽培そのものを見直し、チェリーの熟度や均一性に向き合い続けたことで、メロンやトロピカルフルーツのフレーバーを最大限に引き出しているという。ミルクビバレッジに使用

抽出レシピ

エスプレッソ
  • 焙煎:トータル10分。Development Time Ratioを20%に設定し、甘さを最大限に引き出す
  • エイジング:18日。しっかりガスをリリースすることで、明るい酸をより明確に引き出す
  • 抽出:21.5gで49gの抽出。このレシピが最もテイストバランスを高めるポイントだったという
  • 提供:口径の広いカップで提供することでシルキーなテクスチャーをハイライト。抽出後1分半ほどクールダウンさせることで、甘さと質感をより明確に感じられるよう設計
  • フレーバー:ジャスミン、バレンシアオレンジ、アプリコット。心地よい白ワインのようなドライ感の長い余韻
ミルクビバレッジ
  • 抽出比率:1対1.5のブリューレシオ。メロン・トロピカルフルーツのフレーバーをハイライト
  • ミルク:低温殺菌牛乳・ライスミルク・ココナッツミルクを8:1:1でブレンドし、60%濃縮したものを60ml注ぐ。低温殺菌牛乳はタンパク質の変性を抑え、滑らかなテクスチャーを生成。ライスミルクとココナッツミルクのブレンドはメロン・トロピカルフルーツのフレーバーと相性がよく、夕張メロンやマンゴークリームのようなフレーバーを引き出す。コーヒーの発酵由来の甘さと、濃縮したミルクブレンドの甘さがシナジーし、キャラメルアイスクリームのようなフレーバーが生まれる
  • 提供:提供後はまずラテアートを見てもらい、飲み頃までクールダウンしてからそのまま味わってもらう
  • フレーバー:夕張メロン、マンゴークリーム、キャラメルアイスクリーム。クリーミーなテクスチャー

総括(東京予選2日目)

前日に引き続き、コーヒーの産地はパナマ・コロンビア産地が中心。3つの産地の豆をブレンドして、より複雑(コンプレックス)な味わいを追求する挑戦的なアプローチも印象的でした。

プロセス面では、発酵プロセスのトレンドが続く一方で、プレゼンテーションのテーマ性に合わせ、テロワール本来の魅力を伝えるためにクラシックプロセスを選択する選手も多く見受けられました。

ミルクビバレッジにおいては、低温殺菌牛乳や濃縮還元ミルクなどを組み合わせ、豆本来の甘さを引き出す「カスタムミルク」が主流となっています。

さらにプレゼンテーション自体にもこだわりが見られ、テーブルコーディネートを施してセミナーのような深い顧客体験を演出するなど、空間づくりでの工夫も光っていました。